マルホ株式会社

発汗機能に着目した保湿剤のアトピー性皮膚炎治療への有用性 2020/10/28

アトピー性皮膚炎(AD)は、表皮バリア機能の破綻を伴うアレルギー性皮膚疾患である。標準的な外用療法として、ステロイド外用薬を基本治療として、保湿剤を併用する。AD患者の皮膚は角層水分量が低く、バリア機能低下がみられるため、保湿剤は角層機能を改善させる効果がある。最近ADでは発汗機能に異常があり、発汗量が健康な人に比べ少ないことが知られてきた。角層水分量は発汗の影響を受けるため、発汗機能が低下した皮膚の角層は乾燥しバリア機能は低下すると考えられる。したがって発汗異常のあるAD患者では、安静時の基礎発汗の回復が治療目標の1つとなりうるのである。そこで我々は表皮バリア機能の改善に「発汗機能の回復」が重要と着想し、安静時の基礎発汗が低下している皮膚疾患を探索し、基礎発汗を誘導する外用剤を検討したので結果を供覧する。我々は、ADのマネージメントに発汗という新基軸があり病態に応じた保湿剤を含む各種外用剤の使い分けでより適切な治療効果が期待できる可能性があると考えている。

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