講演1はこばやし皮膚科クリニック 副院長 小林 美和 先生に、講演2はあまの皮ふ科医院 皮膚疾患ケア看護師 池邊 裕美 さんにご講演賜ります。
<TOPICS>
・ノンアドヒアランス患者をアドヒアランス患者に導く解決策 〜最新の患者調査結果より〜
・なぜ、ベピオローションで継続率が上がるのか?
・ざ瘡治療でも始まる、SDMの実践
関西医科大学 皮膚科学講座 教授 谷崎 英昭 先生にご講演賜ります。
【講演1】
超高齢化社会のいま、健康寿命の延伸は最重要課題のひとつであり、そのためには日常的な歩行を始めとした運動習慣の確保が必要とされている(1)。フットケアの意義として、近年、足の疼痛を伴う爪の異常が下肢筋力の低下に影響すること、フットケアにより爪病変を治癒させることで、運動機能が回復することが報告されている(2)。
足趾異常の中でも、巻き爪は皮膚科をはじめとした医療機関が日常的に遭遇する疾患であり、痛みの治療を主目的として矯正治療が行われている。2…
原発性腋窩多汗症は患者さんの日常生活に大きく影響し、QOLを低下させてしまう疾患です。しかし、患者さんは症状や日常生活でのお困りごとに悩みつつも、良くなった時の希望を持ちながら、治療に臨んでいます。多汗症診療の診断と治療は意外にシンプルで、ポイントを押さえていれば、決して難しいものではありません。また近年、外用抗コリン薬が発売され、保険適用で治療できる選択肢が増えました。本講演のパネルディスカッションでは、視聴者アンケートをご用意しており、実際の診…
Session1
●小児アトピー性皮膚炎患者さんにおけるかゆみ評価の方法とその工夫
●患児・保護者に生物学的製剤の治療選択を決定いただくためのIC方法
●ミチーガが適する患者像とは〜自験例からの考察と患児・保護者の声〜
Session2
● 皮膚科医・小児科医の立場から考える患児・保護者への生物学的製剤のIC方法
● アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024・小児のためのアトピー性皮膚炎の予防と治療の手引き
〜小児アトピー性皮膚炎治療・管理ガイドライン2024〜におけるミチ…